2021年3月3日水曜日

シードビーズのサイズ

ビーズモチーフを作るのに、絶対欠かせない材料。

シードビーズ



左:約3㎜「丸大ビーズ」
中央:約2㎜「丸小ビーズ」
右:約1.5㎜「特小ビーズ」
※大きさはビーズの外径です。

一般的なビーズのサイズは中央の「丸小ビーズ」です。
私の作品は大半がこの大きさを使用して制作しています。

「丸小ビーズ」はテグスで粒が拾いやすく、編みやすいのが特徴。
一般的な大きさだけに、カラーバリエーションも一番多く
作りたいイメージにピッタリのカラーが見つかりやすいのもありがたい。

「丸大ビーズ」は、より迫力のある作品を作りたい時に使います。
粒が大きいだけに穴も大きいので、何度もテグスが通せます。
初心者さんはこのサイズから始めてみるのもいいと思います。

「特小ビーズ」は、細かい表現を出したい部分に使用します。
私の場合、耳や腕の微妙なくびれや、繊細なレースを表したい時に活用。
ただ、テグス(2号の場合)は2~3回通すのが限界です。

シードビーズ、英語では「seed beads」
「seed」は「種」
まさに、種の様な小さなビーズ達ですよね。可愛い。

ちなみに海外では、それぞれのサイズを
「丸大」→「8/0」
「丸小」→「11/0」
「特小」→「15/0」
と表記するのが一般的。
(時々、チェコビーズで「10/0」「6/0」といった表記もあるみたいですが)
海外サイトでビーズを購入する際は、上記の大きさを参考にしてみて下さい。

「丸大」「丸小」「特小」と、きっちり3つの大きさに分類される感じで書きましたが、
これはあくまでも「ざっくり分けて」といった感じ。

ビーズの形や大きさはメーカーによっても微妙に違ってきます。
日本の代表的メーカーでいっても、
TOHOビーズは割と角ばった形、大きさも多少ばらつきがあるイメージ。
MIYUKIビーズは丸っこい形で、大きさのばらつきがあまりないイメージ。
どちらが良いとは一概に言えず、私はこの2社のビーズを主に作品に使用しています。

ビーズの外径は同じでも、糸を通した際、表を向く面の幅も差があります。
ここが違ってくると、仕上がりの大きさに差が出て来てしまいます。

モチーフに合う理想のビーズを見つけるのは、なかなか難しいですが、
その分、ピッタリな物が見つかった時の喜びは極上です。

私のモチーフレシピには使用ビーズの大きさと色番も記入しています。
ぜひ同じビーズで作品作りを楽しんでみて下さい。
※中には入手困難なビーズもあります。
材料も出来るだけ用意していますので、ご利用下さい。
レシピ・材料→

 

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