2021年2月28日日曜日

ウエディングうさぎ

タキシードを着た男の子と、ウエディングドレスを着た女の子のうさぎちゃん。
ペアで作ってキーホルダーに仕上げましょう。

材料

作るモチーフが2つなのもあり、種類も数も多めになります。

新郎・レシピと作り方

頭部、耳、目、鼻

いちごうさぎ」を参考に、頭部→耳→目→鼻を作って下さい。
テグスは頭部の下部分に移動させておきます。(図の通り)

胴体、腕、足

次に男の子の胴体、腕、足の図です。
メタルブラックと黒のビーズを間違えない様に配色していって下さい。
靴の部分が黒いビーズです。


ジョイント

全てをジョイントした後、タキシードの裾を背中部分から編み出します。
下に向かって編んで下さい。

タキシードの裾



新郎・仕上げ

胸にバラをつけて男の子は完成です。


新婦・レシピと作り方

頭部


次に女の子を作って行きます。
「いちごうさぎ」を参考に、頭部→耳→目→鼻を作って下さい。
テグスは頭部の下部分に移動させておきます。(図の通り)

胴体、腕、足

男の子と同様、胴体、腕、足を作りますが、
腕のひとつの指先にガラスダイヤを飾ります。
スワロフスキーの#5328のクリスタル3mmが良い感じだと思います。


ジョイント


作ったパーツを組み立てていきます。
ガラスダイヤを付けた腕を左に付けるよう注意してください。



ネックレス

小さなパールをくるりと一周、バランスを見ながら飾ってあげて下さい。


スカート


スカートは「ナチュラルうさぎ」や「イチゴうさぎ」と形は同じですが、
裾に豪華にパールをあしらいます。
特小シルバーの表記が丸小と違わない大きさなので、気を付けて下さい。


仕上げ

バラを飾って、ベビーリングのチャームをお互いの手に付けます。

アクセサリー仕上げ

最後にキーホルダー(ストラップなど)に仕上げます。
幸せな結婚式を迎えた、うさぎのカップルの完成です。
タキシードとドレスの色を変えて、
お色直しバージョンを作ってみるのも楽しそうですね。


2021年2月27日土曜日

立体ビーズモチーフのお顔、色々


私のオリジナルビーズモチーフのお顔。

無料レシピでご紹介した「ナチュラルうさぎ」のお顔がスタートとして、
色んな形を生み出してきました。

今回は、そんなモチーフの「顔」のご紹介。

まずはやはりこのお顔。
鼻もシードビーズで作っています。
頭の中に芯も入れていない超初期作品です。


初期作品としてはこちらも。
同じく中に芯が入っていないお顔。
小さな頭に大きな耳が特徴です。
目と鼻に丸い天然石を使い始めました。
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主に「かぶりものシリーズ」に使っています。



ようやく頭の中に芯を入れました。
これにより真ん丸な美しい頭が出来るように♪
これに気付くまで長かった。
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このお顔が出来た時、かなり感動して惚れ込んでいました。
しばらくの期間は新しい頭部を作るなんて思いつきもしなかったくらい。
今見てもやっぱり可愛い♪
この頭部を編む高速動画公開中。


お目目の離れた、編みぐるみみたいな子も。
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顔のパーツをなるべく下の方に配置して目を離すと、
とても幼い表情になります。


究極に愛らしいテディベアを作りたい!と
ただただそれだけを考えて完成させたのがこちら。
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現在「ビケット」としてレシピ販売しています。
この子は顔のみならず、胴体、腕、足のフォルムまで究極に拘ったモチーフ。
私の代表作でもあります♪


よりぬいぐるみっぽいうさぎモチーフを作りたくて
今までとは違う視点から作り出したのがこのお顔。
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自然と鼻の部分が前に膨らんでいて、お鼻も横長の物を採用しています。


上の子を作った時に、お口がYの子が作れるのでは?と
無我夢中で作ったのがこちらのお顔。
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ひとつ新しい顔が生まれると、
それを作り出す過程の中でさらに枝分かれして新しい可能性が芽生えます。


上の子が作れたのなら、ほっぺたがぷっくりした子も出来そう!と。
これまたかなりの時間をかけて誕生。
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ほっぺたぷっくりちゃんは、当時幼かった私の娘がモデルの、
とても思い入れのあるモチーフです。
このモチーフは作り方もちょっと変わっていて、今どこを作っているのだろう?と思いつつ進めていくと、ある過程で一気にその姿が現れる感じで、ちょっとビーズモチーフを作り慣れた方にはぜひぜひ挑戦して頂きたいモチーフです。


テディベアに鼻のパーツを使ってみたり
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小さな小さなお鼻のパーツを探してモチーフに取り入れてみました。
より本物のテディベアに近づけた感じがして感動♪


お口のYが出来たのなら、
完全にどこから見てもリアルなうさぎを作れないものかと、
うさぎの画像を穴が開くほど見ながら完成したのがこちら。
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思ったよりもうさぎって横に目があるんだ。とか
耳は外側を向いているんだ。とか
色んなうさぎポイントを押さえつつ作りました。
このお顔はアクセサリーに採用しても甘くなりすぎず、
最近、一番よく作っているお顔です。


「テディベア」よりも本物のクマを作ってみたいと、最近作ったのがこちら。
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鼻の形が定まるまで「年」かかってます。
この鼻になるまでに、沢山の形がボツりました。
とはいえ、そのボツの中にもキラリと光る物があるので、
今後はそれを生かせた作品が出来ればと思っています。


2021年2月現在。
一番最近作った顔がこちら。
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今までのYの子と一見変わり映えしませんが、
目を横に配置した時に今まで気になっていた目の内側部分のビーズ
(これが怒った表情になる原因というか)
すごく細かいことなんですが、そこをクリア出来るように工夫しました。



沢山のお顔が生まれている一方で、何倍もの数のお顔がボツっています。
ビーズの数を増やせばもっと精巧な物が出来るのですが、
出来るだけ少ないビーズの数で作り上げたいという
私の勝手な拘りの元、制作しています。

モチーフに少しでも興味を持つ方が増えてくれれば。
そして、その方の手作りのお手伝いが出来れば、とても嬉しいです。

2021年2月26日金曜日

いちごうさぎ

いちごうさぎのレシピを紹介します。
優しいピンクの色遣いが印象的な、いちごうさぎちゃん。

以前ご紹介した「ナチュラルうさぎ」のほぼ色違いです。

色や使用パーツを変えると、全く違った印象の作品に仕上がるので
アレンジの提案と言った感じで参考になさって下さい。

材料

※粘土のパーツは自分で作った物です。

レシピ

頭部


ナチュラルうさぎと違うのは、瞳のパーツをまだ付けない事です。

後から付けることにより、ナチュラルうさぎよりも瞳が目立つ感じに仕上がります。

ナチュラルうさぎ同様、耳を作って行きます。

ふたつの耳を作ったら、瞳と鼻を作りつつ

テグスを移動させていきます。

目、鼻


胴体、腕、足

胴体をひとつ、腕と足をふたつ作ります。

ジョイント

作ったパーツをつなげていきます。


スカート



首輪

ナチュラルうさぎとは色を変え、パールを使います。


アクセサリー仕上げ


ストラップやキーホルダーに仕上げます。

チェーンに飾るイチゴは、以前レシピをご紹介したモチーフです。
こちら → イチゴモチーフ

ナチュラルうさぎとは違い、甘い雰囲気のモチーフに仕上がります。

うさぎ本体も勿論ですが、ドレスの色を変更するだけでも
カッコ良くなったり可愛くなったり。
アイデア次第で、よりお好みのモチーフを制作出来ます。

2021年2月25日木曜日

ナチュラルうさぎ


私の初期中の初期の作品。

現行販売レシピのモチーフとは全く違い、
鼻の部分から編み始めるという、奇抜な作り方のうさぎです。

難しい編み方ではありますが、ぜひ挑戦してみてほしいモチーフです。

材料

丸小ベージュ・グレー 167粒
丸小ホワイト 106粒
丸小ピンク 2粒
丸小ブラウン 12粒
丸小グリーン 6粒
特小ホワイト 12粒
丸石ブラック2㎜ 2粒
ブラウンパール2㎜(または丸小ブラウン)1粒
アルミパール 13粒
リーフパーツ 1つ
2号テグス 適量


レシピと作り方

頭部

※クリックで拡大画像表示できます。

鼻の部分から編んでいくのが特徴です。
中にスキ玉などの芯を入れる事も、まだ思いついていない時です。


耳は左右それぞれ、一本のテグスで作っていきます。
③の白いビーズを拾う際のテグスの向きに注意です。
片方を編んだら、もう片方も対照的に編みましょう。


丸小ブラウンの代わりにパールブラウンを使っても、可愛い表情になります。

頭部はこれで完成です。

今の編み出し方法とは違い、ジョイント方法で作りますので、
テグスはカットせずそのまま置いておきましょう。

胴体


胴体は、4粒ビーズボールの応用編といった感じです。

スタートが6粒ですが、2段目も3段目も粒は増えず、
同じ大きさのまま伸びていくイメージです。

このまま段数を増やせば増やすほど胴長の子が出来上がります。

テグスは処理、きちんとカットして置いておきましょう。

こちらも胴体と同じく、スタート3粒の筒状の物を作ります。

腕なので同じものを2つ作って、テグスを処理して置いておきましょう。

腕、こんな短くていいのかな?って不安になるくらい小さいですが。
大丈夫。合ってます。

でもちっちゃいので無くさないように。

足はちょっと複雑で、足裏(1.2)から編んでいきます。

1がかかと、2が足先のイメージ。

3~7は足の側面。

8は足の甲といった感じ。

9,10,11で太ももまで作り完成。

最近は編み出し方式なので、足裏は最後なのですが、
ジョイントのテグスを残すために足裏から上に上がって行きます。

足ももちろん同じものを2つ作りますが、
ひとつはテグスを処理してもうひとつはジョイントの為にテグスを残します。

ここでひとつ訂正!!!すみません。
テグスを残す方の終了場所は9では無く、10か11にしておいてください。

9で終わってしまうと、次のジョイントの時テグスを移動させなければならず、
余計にビーズにテグスを通すことになり、
通りにくい!ビーズ破損の危機!にもつながります。

ジョイント

全部作り終えたら、ジョイント。

胴体に頭、手、足を付けてきます。

すごく小さなモチーフなのでイラついてしまうかも知れませんが、
ひとつひとつ丁寧に通していけば大丈夫です。

通りにくい場所はこの記事を参考に
作ってみて下さい。

だんだんと完成形に近づいて来るとワクワクします。
すでに頭、胴体、腕、足が完成しています。

スカート

スカートは胴体から編み出します。

1段目から5粒の輪を作っていくことによって、
粒が増え広がりが出来ます。

2段目は先ほど増やした粒をひとつひとつ拾いながら、
スカートの丈を伸ばしていく作業です。

グリーンのビーズを交互に編みこむので気を付けて進めて下さい。

最後の段は一気に粒が増えます。

裾に位置する3粒のビーズが、レースの様に見えませんか?

そんなレースの様な「フリフリ」感を出すためにも、
テグスのテンションは少し強めに編んでみて下さい。
ゆるいと全体的に、間延びした感じに仕上がります。

ネックレス

最後はネックレスを作って行きましょう。

アルミパールは実際に首周りに装着しながら様子を見て、
数を調整して下さい。

リーフはお好みで真ん中でも、横にずらしても可愛いです。

レシピでは、後ろで固定させていますが、
可動式にしたい場合は、後ろのビーズを通さずに作ります。

色違いのうさぎちゃん。色違いのワンピース。
ネックレスの飾りを変えてみたり。
ひとつのレシピで色々とアレンジしてみて下さい。

作り方動画


記事中のレシピと解説と照らし合わせながら見ると分かりやすいと思います。
頭部を編む工程をスタートして最後の完成まで、かなりの時間がかかる為、
動画では高速編集にしようかと思ったのですが、
細かい部分も知りたいという方もいらっしゃると思い、
通常の速度での公開です。

その分、3つの動画に分け
<頭部編><胴体編><完成編>となっています。

動画では腕と足は1本ずつしか編んでいないので、実際は2本ずつ編んで下さいね。
3つとも25分前後ありますので、見ないで良い所は適当にとばしつつ見て下さい。