2021年3月4日木曜日

シードビーズの海外表記「/0」とは?

 以前の記事で、シードビーズの大きさの海外での表記には触れましたが。
今回はそこを、もう少し詳しく説明したいと思います。

シードビーズのそれぞれの表記は
「丸大」→「8/0」
「丸小」→「11/0」
「特小」→「15/0」
となっている場合が一般的なのですが。
この表記?記号?ってどう言う事?と疑問が湧きませんか?

私は単純に丸というからには数字の大きい「15/0」の方がしっくりくるし
逆もしかり・・・と思ってしまい
海外のサイトで、15と8どっちが大きいサイズだったっけ?と
迷ってしまう事もしばしば。

なぜ???と色々調べた結果、
どうやら「/0」というのはaughtという単位らしく
基準となるひとつの単位に、どれだけの数入るのか?
といった事を表しているそうです。

シードビーズの表記の場合、aught(/0)は1インチ。
つまり、1インチの中にシードビーズがどれだけの数入るのか?と言う事。

インチという単位も、日本人にはあまり馴染みが無いのですが、
「1インチ(inch) / 25.4ミリメートル(mm)」
だそうです。

ではでは早速、それぞれの大きさのビーズを
1インチにどれだけ入るか調べてみましょう。

まずは海外表記では「8/0」の丸大ビーズから。
1インチに9粒。

次に海外表記では「11/0」の丸小ビーズ。
1インチに12粒。


最後、海外表記では「15/0」の特小ビーズ。
ピッタリの15粒。

おー、なるほどー。
多少の誤差はあったものの、表記の意味が納得出来ました。
というか・・・この表記の方が一般的であって、
日本の「丸小」の方が独特なんですよね。

これからは更に海外との敷居が低くなって行くと思います。
海外からビーズを取り寄せたり、逆に販売したり。
その際、頭の隅に記憶しておけば、
迷う事も無くなるのではないでしょうか。

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